昨今、ビジネスの最前線では「AIをいかに実務へ組み込み、成果へ繋げるか」という実践的なステージへとシフトしています。 ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)も常に最新技術を探求し、お客様に新たな価値を提供し続けるため、日々挑戦を続けています。その一環として、今年開催される「SAP BTP Hackathon 2026」への出場を決定しました。
メンバー結成からファイナリスト発表イベントの7月3日までの熱い道のりを、全6回の連載ブログでお届けします。第1回となる今回は、大会の概要や私たちの参加理由、そしてハッカソンに挑むメンバーの意気込みをご紹介します。
「SAP BTP Hackathon」は、今年で5回目を迎えるSAPジャパン株式会社主催のイベントで、今年のテーマは「SAPにおけるAI Agent」です。今年は昨年を大きく超える54社 70チーム 422人が挑みます。
現場で即活用できる“BTP × Agentic AI(自律型AI)”を掲げており、特にカスタムAIエージェントの開発ツールである「Joule Studio」を用いた開発が中心となります。
6月15日からの1週間、お題に対してバーチャルハッカソン形式でアプリ開発が行われ、書類選考で選出された6組のファイナリストは7月3日の発表イベントでプレゼンテーションに挑みます。
B-EN-Gがこのハッカソンに参加する最大の理由は、単に技術力を競うためだけではありません。「Beyond AIという道なき道を泥臭く切り拓く」ためです。
抽象的な言い方でちょっとわかりにくいと思うので、解説しますと・・・
ERPをはじめとするシステムに蓄積された貴重なビジネスデータと、Joule Studioなどの最新AI技術が結びつくことで、これまでにないスピードと精度での業務自動化や、高度な経営判断のアシストが可能になります。日頃お客様からいただくリアルな課題(サプライチェーンのボトルネック解消、変化への迅速な対応など)を想定し、今まさに求められている「生きたソリューション」のプロトタイプ構築に挑もう、ということです。
平たく言うと、最先端のAI技術をいち早くキャッチアップし、お客様の業務で使える実践的なユースケースを本気で検討するためにエントリーしました。
ハッカソンという限られた時間の中でチャレンジすることこそが加速するテクノロジーの進化スピードを実感できる。自ら手を動かすことでノウハウを蓄積できることの重要性を感じる。変化を恐れず、お客様の「一歩先」を走るパートナーであるという気概を持ったメンバーを育成するのにこんないい機会はありません。
本ハッカソンは上限8名のため、若手主体のチームでの参加となりますが、若手メンバーと社内の有識者とのコミュニケーションを活性化させ、リアルなアセット作りを通じて、自らだけでなく組織の成長にもつなげていくことも目標です。
私たちのチームの目標はただ一つ、ファイナリストに選出され、最優秀賞として表彰されることです!
ここでは、最先端のAI開発に挑むメンバーたちの熱い意気込みをご紹介します。
【ヨシノブさん】
「自分はBTPやAIのことを、実際の開発を体験しながら学習することで身につけることができるのではと考え、参加しました。私の目標は、先輩の方々のような社内に欠かせない技術や知識を持った、価値のある人材になることです。その挑戦(というか夢?)への一歩として、BTPの基礎から実際の開発まで体験でき、AIのことにまで詳しくなることができる貴重な機会だと考えて参加しました。」
【ユウスケさん】
「自分は、Geminiとか業務で使っている中で生成AIに興味があったのでAI使ったハッカソンということで参加したいなと思いました。今回のハッカソンの中でAIエージェントを作成することになると思うので出来る限りそこの作成に携わって、理解することに挑戦したいなと思います。」
【タカさん】
「自分は、業務と直接関わらない技術や分野も積極的に学びたいと思っているため、好奇心に駆られて参加しました。ハッカソンを通じて、SAPの動向をキャッチアップしつつ、AIエージェントについての理解を深めたいです。」
【アツシさん】
「AIの最新動向・AIでできることを把握し、自ら使用していくことで、SAP S/4HANAの新規導入プロポーザル活動に活かすことができると考えたので参加しました。」
【シュウスケさん】
「自分はBTPの最新技術をキャッチアップしつつ実際に動くものを作りたい、というのが参加理由です。AIエージェントをSAPでどう生かせるのかというところに興味があったので、ハッカソン参加はすごく良い機会だなと思ってます。」
【シュンヤさん】
「自分は、クリーンコアを進めていく中で、BTPは切り離せない技術であると考えているため、ハッカソンを通して理解を深めようと思い参加しました。」
また、過去に類似のイベント参加経験のある開発大ベテランの【ケイスケさん】もメンバーの一人。心強いバックアップがあります。
そして最後は8名をまとめる【チームリーダーのユカさん】から一言。
「私自身やハッカソンのチームメンバーだけでなく、B-EN-Gの組織全体が、お客様とAI技術がもたらす未来の姿を語り合うことができるようになりたい。B-EN-G内でも精鋭の技術力や発想をもつ若手の皆さんと一緒に頭に汗をかくことを大変楽しみにしています。
社内でも『面白そうなことやってるな』と言われるように周りを巻き込みたいし、もちろん、チーム一丸となって最優秀賞を狙いにいきます!」
今回は、「SAP BTP Hackathon 2026」の概要と、B-EN-Gチームの意気込みをお届けしました。 次回の第2回では、5月21日にB-EN-Gチーム内で行われたデザインシンキングを取り上げ、どんなアイディアが生まれつつあるのかをレポートする予定です。お楽しみに。