お問い合わせ

03-3510-1616
受付時間 9:00〜17:00(土日除く)

コラム

イベントレポート編

BE:YOND FOR LIFE SCIENCE 開催レポート

mv

近年、細胞医療に代表されるように医療技術が進化し、医薬品・医療機器の製造・品質管理・物流・サプライチェーンネットワーク等も変化しています。また、ジェネリック医薬品においては、医薬品の原料(原薬)製造が不足し、医薬品供給不足が深刻化しており、多品種少量生産に向けた生産性、品質確保が課題となっています。
このようなライフサイエンス産業の課題解決に向け、お客様とともに、また、お客様相互でライフサイエンスの未来を考える機会が必要と考え、B-EN-Gは、2024年2月20日、「ヘルスケアの未 来をともに創る」と題し、ライフサイエンス産業向けイベント「BE:YOND FOR LIFE SCIENCE」を、「JPタワー」ビルの大規模多目的ホールで開催 いたしました。
本イベントでは、複数のご講演者様の発表を通じて、ライフサイエンス産業の未来に向かって、自社の業務改革や、協働でのイノベーション・クリエーションの姿を議論しました。
基調講演では、「細胞製剤の産業化に向けたプラットフォーム戦略」と題し、細胞医薬品の商用品製造を日本で初めて行われた株式会社サイト-ファクト様から、細胞製剤の製法検討、品質の規 格化のためのプラットフォーム導 入(装置開発・データサイエンス・GMPプロセス管理・治療データとの連携)サステナブル経営に向けた取り組みをご紹介いただきました。
個別セッションでは、多くのユーザー企業様より具体的な取り組み事例をご紹介いただきました。例えば、協和キリン株式会社様より製薬工場の品質管理におけるDX/ロボット化の推進について、中外製薬工業株式会社様からは高薬理活性医薬品製造における安全技術や、社内で推進中のPharma4.0に向けた取り組みについて、オリンパス株式会社様からは開発・製造現場でのデジタル化の取り組みについて、ロジスティード株式会社様からは医薬品物流におけるデータ活用についてご発表いただきました。
また、最後にスペシャルセッションとして、株式会社iFactory様より、原薬の連続生産方式を採用したモジュール型の医薬品製造設備を用いた、遠隔地からの完全リモートによる無人運転等の社会課題解決の在り方について考察いただきました。
このイベントを通じて、ライフサイエンス産業各社が直面している課題の解決に役立つ知見と洞察を共有できたと思います。

report2

 

BE:YOND FOR LIFE SCIENCEレポート

「BE:YOND FOR LIFE SCIENCE」開催レポートはこちら

ビジネスエンジニアリング株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社