インターフェックスジャパン(医薬品 研究開発・製造技術国際展)は、医薬品業界ではアジア最大級の展示会です。今年は2018年6月27日(水)~29日(金)に東京ビッグサイトで開催され、数多くの出展があり盛況でした。
今回は、B-EN-Gは、東洋エンジニアリング(略称:TOYO)とテックプロジェクトサービス(略称:TPS)と3社共同出展という形をとりました。ブース内で、製薬業向けに「連続生産」「IoT/AI」といった注目のキーワードに関して、IT分野で展示およびプレゼンテーションを実施しました。
医薬品製造の課題として、生産能力増強と安定供給、バイオ医薬品の製造、生産・製造の高度化などを挙げ、これらに対し、「攻め」と「守り」の両面でアプローチする必要があるとしました。IoTやAIの適用事例を3つ取り上げ、この「攻め」と「守り」の面から解説しました。
連続生産では、工程中のリアルタイム測定値を基に、”適・不適”を判定して次工程に移るため、PAT(Process Analytics Technology)ツールとMESの連携がカギであることを図を用いて説明しました。また、継続的な改善への取り組みの例として、AIの活用、最後に生産設備のデータインテグリティ対応についても触れました。
苦情処理等の品質イベントに関するプロセスをスピーディに漏れなく進行させるため、「iPadを用いた現場入力システム」iPadを用いた現場入力支援システム」と「Business b-ridge」による品質保証のシナリオをデモンストレーションでご紹介しました。
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そのほか、ラボのデータインテグリティを実現する「NuGenesis」や「クラウドサービス活用時のCSVコンサルティング」などのリーフレット展示をしました。
TOYOグループの医薬エンジニアリングにつきましては、テックプロジェクトサービスのホームページご覧ください。
ご来場いただいた皆様には、展示ソリューションに関するご意見、ご要望、今後に寄せる期待の言葉など数多くいただきました。心より感謝申し上げます。
計画・制御・実行の各レイヤーのデータを統合し現場のデジタルデータをマネジメント mcframe SIGNAL CHAIN