ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の「SAP BTP Hackathon 2026」参戦記、第2回をお届けします。 B-EN-Gのハッカソンメンバーは、現在、自ら考え、タスクを完結させる “Agentic AI” を活用した実践的なユースケースの創出を目指し、日々活動を行っています。
今回は、5月21日に社内で実施した「デザインシンキング」ワークショップの様子をお届けするとともに、チーム名を発表したいと思います。
ハッカソンを戦い抜くにあたり、私たちのチーム名を決定しました。チーム名は「Team-Sozo」(創造)です。
この名前は、B-EN-GのPurposeに由来しています。
新しいことに挑戦し、これまでにない価値を「創造」していく私たちの強い決意を込めて、「Team-Sozo」と名付けました。
ここからは、5月21日に2時間かけて行われたデザインシンキングの模様を時間の経過に沿ってレポートします。メンバー8名が2つのチームに分かれ、活発な議論を交わしました。
まずは全員で目的を共有しました。本日のゴールは「ハッカソンで開発する具体的なアプリアイデアを3〜5件に絞り込む」こと。
「AIに相談しない」「批判せずまず受け入れる」「質より量を重視する」といったルールを確認し、頭を柔らかくしてスタートです。
最初のお題は「SAPを使った日々の業務の中で、人がやっているけど機械やAIにやらせたら喜ばれそうなこと」です。
メンバーたちは、「SAPを使った業務」の中でよく見かける日々の繰り返し作業や、システムへの転記・二重入力、待ち時間、マニュアルを見ないとわからない、など、思いつくままに付箋に書き出していきます。
マスタデータのメンテナンスやジョブエラーの解消など、システム運用の視点のアイディアも登場しました。
続いて、1つずつアイディアを声に出して読み上げながら模造紙に貼り出し、似た内容のものをグループ化していきました。
全員で「一括データ更新のようなメンテナンス業務」や「マニュアル化などの業務理解促進、引継の視点」「経理業務の視点」「データ分析の視点」といった名前をグループに付け、ハッカソンで解決したい課題/テーマを選び出しました。
次のお題は、先ほど選んだ課題を解決する「どんなアプリがあればいいか?」をチーム全員で考えます。AIをどう活用するのか、具体的なSAPの技術要素(SAP Build Apps、Joule Studio、SAP Build Process Automation、・・等)も挙げていきました。
その後、全体でアイデアを共有し、各自が「ハッカソンで作りたい!」と直感で思うものに投票を行いました。
最後に、投票で上位に選ばれたアイデアについて各グループが発表しました。
「経費精算自動承認アプリ」や「スマートバックログ」、「スマートデリバリーインタイム」など、B-EN-Gらしい実践的なアイデアが上位候補として絞り込まれました。
ワークショップ終了後、アプリチームでは早速次のアクションに向けた打ち合わせを行いました。今回出た上位3つのアイデアを、ハッカソンの選考基準に照らし合わせて点数付けを行い、アプリ名、解決する課題、ターゲット、アプリの機能、SAPで使用する機能、もたらす効果といった項目を整理した説明資料を作成することになりました。これを後日、他のメンバーにも展開し、再度評価してもらう予定です。
さらに、チームリーダーのユカさんからは「業務コンサルタントがお客様からヒアリングしてきた要件に、最新の技術を使えば、こんな事もできますよ、と技術側から逆提案するようなチームになりたい」という熱い想いが語られました。「Team-Sozo」は、お客様のご要望と最新の技術を掛け合わせることで、「こんなこともできる」という新たな発想を共に広げていくチームを目指します。
そのため、今回のデザインシンキングで出た枠組みにとらわれず、「今、自分たちがチャレンジしたい」ことに主軸を置き、アイデアを深め、ハッカソン本番に備えます。
「Team-Sozo」の挑戦はまだ始まったばかりです。次回のレポートでは、さらにブラッシュアップされたアイデアや、いよいよ始まる開発の様子をお届けできるかもしれません。お楽しみに。